Webライターのテストライティング体験談|応募後の流れと課題に取り組んだ感想

看護師の働き方

Webライターの案件に応募したあと、すぐに記事を書き始めるとは限りません。応募内容について質問を受けたり、面談をしたりしてからテストライティングに進むこともあれば、面談の前に課題を出されることもあります。

私が応募したときは、最初の応募に返事をもらえる割合が5件中1〜2件ほどでした。応募後に質問への回答を送っても、その後の返事が途絶えることもあります。そんな中でテストライティングに進むと、文字数や納期だけでなく、見出し、文体、読者像、参考資料の扱いなど、確認することがいくつもありました。

この記事では、案件を探したり応募先を選んだりした話ではなく、応募したあとのやりとりと、実際にテストを書いてみて感じたことを紹介します。これからテストライティングを受ける方の参考になればうれしいです。

応募後、テストライティングに進むまで

応募後に返事が来たら、次に名前や年齢、生活環境、同居している人がいるか、ライティング経験などを聞かれることがありました。募集内容に関連して「なぜ応募しようと思ったのか」を尋ねられたり、ポートフォリオの提出を求められたりする場合もあります。面談をする場合は、直近で都合のよい日時を3〜5つほど挙げてほしいと言われることが多くありました。

生活環境について聞かれるのは、面談の時間を調整するためだとよく言われました。ただ、実際には面談で、作業できるスペースがあるか、どのくらい作業時間を確保できるかを聞かれることが多かったです。相手は、こちらの生活状況そのものというより、仕事を進められる環境や時間があるかを確認したかったのかもしれません。

質問に回答しても、そこから先の連絡が来ないことも多々ありました。私の場合、質問に回答したあと、そのまま連絡が途絶えることも多かったですね。応募してもすぐ仕事につながるわけではなかったです。面談した担当者から、今はライターが多く、単発の仕事を取るのにも時間がかかると聞きました。応募してもすぐ仕事につながらない理由が少し分かった気がして、仕事を得る大変さを痛感しました。

面談後にテストライティングへ進む場合もあれば、面談の前にテスト課題を受ける場合もあります。私が経験したテストの報酬は、30円から500円くらいまで幅がありました。条件は案件ごとに違うので、文字数や納期などを確認してから取り組んだほうがいいです。

テストを受けるか迷ったこともある

正直なところ、報酬が安いと感じたり、応募者が多い中でテストを書いても仕事につながるのだろうかと考えたりしたこともあります。けれど私はできるだけ仕事のチャンスをつかみたい!まずは経験として書いてみることにしました。

最初のうちは、お金よりも経験や実績を積むことを意識していました。テストでもフィードバックをもらえれば、次の記事に活かせます。自分だけで書いていると気づきにくい点を、ほかの人から見てもらえる機会だと思ったからです。それに、金額が少なくても報酬をいただけるのはうれしいことでした。

テーマは看護のことから趣味までさまざま

テストで書いたテーマは、看護の仕事に関するものだけではありませんでした。看護系では、看護学生時代の実習先で感じたあるあるや、夜勤を辞めたいと思う人に寄り添う内容などがありました。そのほかに、アニメや漫画の魅力を伝える課題にも取り組みました。

看護系のテーマを選んだのは、10年近く看護師として働いてきた経験を使えるため、書きやすそうだと安直に思ったのがきっかけです。趣味のアニメや漫画も、好きなものについて自分が感じていることを文章にすればいいので、やっぱりとっつきやすかったです。自分の経験や好きなことを題材にできるのは、テストに取り組むときの助けになりました。

たとえば『ジョジョの奇妙な冒険』について書いたときは、作品の魅力をただ「面白い」とまとめず、どこに惹かれているのかを具体的に考えました。敵のボスが決戦で追い詰められると、ずるい手を使ってくるところも好きです。結構まぬけな一面もあって、思わずツッコミたくなります。ジョジョたちの印象的なポーズや名言、場面ごとに変わる美しい色使いも見ごたえがあり、好きなところを熱を込めて記事にしました!

自分の中では好きな理由が分かっていても、いざ文章にしようとすると、最初は魅力や気持ちの半分も伝えられず、難しかったですね。そこで、「どこが好きなのか」「どうして印象に残るのか」を一つずつ言葉にしていきました。読者に共感してもらえるよう、できるだけ丁寧に、分かりやすく伝えることを意識しました。

課題の条件を読み、構成を考えてから書く

テスト課題の形式も一つではなく、いろいろでした。2000字くらいを目安に、テーマに沿って自由に書くものもあれば、構成やルールが細かく決められていて、5000字以内で書くものもありました。構成が指定されている課題では、見出しごとの文字数制限や、です・ます調などの文体、読者のターゲット層、記事全体のトーンまで指定されていました。

私は、自由に書く形式よりも、ある程度決められている方が取り組みやすかったですね。最初は構成をあまり意識せずに書き始めてしまって、読者からすると、話の流れが追いづらかったと思います……。でも、たとえば「あるある」だったら3つくらいに絞ると、内容を追いやすくて自分も何を書くか整理しやすいんだと分かりました。

書き始める前には、まず相手からの指示を何度も読んで、間違えないようにかなり気をつけました。文字数や期限、見出しの指定、文体、参考資料の有無を確認します。提出後に修正の依頼が来る場合もあると思い、できるだけ早めに作業に取りかかるようにしていました。

最初に仮の見出しを考え、それに沿って内容を整理することもありました。見出しを置いておくと、本文で何を書くかが見えやすくなり、書き進める助けになりました。

課題を受けるときには、文字数や期限だけでなく、フィードバックがあるか、継続になった場合にテーマが決められているかも確認するようにしていました。テストを書き終えたあとの進め方も、事前に知っておきたかったからです。

経験を文章にするときに迷ったこと

経験や趣味を題材にするのは書きやすい一方で、言葉にするのは簡単ではありませんでした。看護師として長く働いてきたとはいえ、ずっと急性期で忙しく働いてきたわけではありません。今は比較的余裕のあるスケジュールを組める病院で働いています。自分の職場ならではのルールや働き方もあるため、一般的な病院と違うところを、看護師全体の話のように書いてしまわないか不安でした。特に癖の多い医者がおおいので、たくさん書きたいことはあるけど、こんなに世間の医者は独特なのかとかわからなくなって、あんまり細かくはまだかけていないです笑

そのため、自分の病院での経験を伝えるときには、「私の病院では」「私はこう感じた」と書き、看護師全体に当てはまることのように断言しないようにしました。自分にとって当たり前のことでも、読む人には前提が分からないかもしれません。自分の常識がほかの人にも同じなのか気になり、ネットで調べて確かめることもありました。

書くときには、まず自分の気持ちや出来事を箇条書きにしました。つらかったことや印象に残ったことを思い出し、その中から読者にも共感してもらえそうなエピソードを選びます。選んだ出来事は、何があったのか、そのときどう感じたのかを掘り下げてから文章につなげていきました。

それでも、最初から思ったとおりに書けるわけではありません。好きな作品の魅力も、看護師として経験したことも、頭にあるだけでは読者に伝わりません。いざ文章にしてみると、伝えたいことが抜けていたり、説明が足りなかったりしました。自分で何度も読み返し、伝わりにくいところを書き直す作業には時間がかかりました。

参考資料や数字は、提出前にもう一度確認する

課題によっては、自分の経験だけではなく、データや参考資料を使って書くこともありました。その場合は、看護協会や医師会などの公式ホームページを確認し、参考にした資料を記事の末尾に記載しました。実際のデータを示すと、説明に説得力が出ることも分かりました。

提出後にフィードバックをもらったこともあります。構成や見出しの使い方をそろえるように言われたこともあります。また、参考文献を記載していても、それだけで確認が終わりではありません。数字や割合が資料と合っているか、根拠が資料のどこにあるか、文章をそのまま写していないかも確認するよう教えてもらいました。その指摘を受けて、内容をもう一度確認し、言われたことを反映できるように書き直しました。

この経験から、出典を書いて終わりではなく、数字が資料と合っているか、引用や言い換えが適切かまで確認する必要があると感じました。提出前は、記事の内容だけでなく、見出しや参考資料の扱いも読み返すようにしています。

調べものをするとき、ChatGPTに情報を拾ってもらったり、箇条書きの内容を整理する参考にしたりすることもあります。YouTubeを参考にすることもありました。ただ、ChatGPTは間違った情報を出すことがあるので、そのまま信じるのではなく、自分でも調べて最後に確かめるようにしています。便利なところは使いつつ、確認は自分でするようにしています。

テストライティングを経験して感じたこと

テストライティングを通して、文章を書くことだけでなく、相手の指示を読み取り、読者に合わせて内容を整えることも大切だと感じました。テーマが自分の経験や好きなことに関係していても、読者に伝わる形にするには、何を書くかを整理し、見出しや言葉を選ぶ必要があります。

一番時間がかかったのは、読者を惹きつけるタイトルや見出しを考えること、そして言葉を選ぶことでした。書き終えたあとも、自分で何度も読み返して書き直しました。迷ったときは、気持ちや出来事をいったん箇条書きにし、必要に応じてネットや公式資料を調べます。ChatGPTやYouTubeも参考にしますが、情報を鵜呑みにせず、自分で確認するようにしています。

報酬が安いと感じたり、応募者が多い中で意味があるのか迷ったりすることはありました。それでも、経験や実績を積み、フィードバックを次の記事に活かしたいと思ってテストに取り組んできました。少しずつでも、自分の経験を読者に分かりやすく伝える方法を学べたことは、次の文章を書くときの助けになっています。

テストライティングの進み方や課題の条件は、案件によって異なります。課題を受け取ったら、見出しや文字数、期限、参考資料の扱いを確認してから始めると、落ち着いて取り組みやすくなります。私も、経験や好きなことを箇条書きにして整理しながら、試行錯誤を続けています。

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